ライン

笠井歯科医院の診療案内:虫歯・ホワイトニング

ライン

ホワイトニングとは

ホワイトニング

ホワイトニングとは、歯の色をより白く見た目を改善する歯科処置のことをいいます。ホワイトニングには、歯科医院でしか処置を行うことのできないもの(オフィスホワイトニング)、ご自宅で当院からお渡しした薬剤を用いてホワイトニングを行うもの(ホームホワイトニング)などがあります。またこの2つの方法を組み合わせる方法もあります。どの処置が適切かは、患者様のご希望(あまり歯医者さんに通院せず歯を白くしたい、お金をかけずに治療したいなど)や歯の状態によってもことなりますのでご希望の場合は一度ご相談頂けますと幸いです。尚、近年では、ご結婚される際に挙式までにホワイトニングをされる方が増加傾向にあります。

ホワイトニング治療のながれ

ここでは、ホワイトニング治療のうちご自宅で行うホームホワイトニングの具体的な治療の流れについてご説明します。ホームホワイトニングのメリットは、最初の型とりとマウスピースさえ作製してしまえばご自身で行うことができる為、仕事が忙しいなどあまり歯科医院に通院できないけれど歯を白くしたいというような方に適しています。

ホワイトニング治療の流れ
ホワイトニング治療の流れ

虫歯とは

虫歯

虫歯は、ミュータンス連鎖球菌といった細菌が原因です。この細菌は、食べ物のかすから歯垢(プラーク)と乳酸を作り、作られた乳酸の酸によって歯を溶かしてしまいます。虫歯は、近年大幅に減少しているのですが、虫歯にかかったことのある人は12歳児で約55%(※1)を示しており未だ他の国に比べれば多い病気です。また、統計的な裏付けは少ないものの男性よりも女性に多い疾患であると言われています。
※1:健康日本21の平成19年の中間報告(厚労省)

虫歯にならないようにするにはフッ素と小さい時からの予防が大事

虫歯の予防に効果が高いとされているものにフッ素があります。過剰に長期間摂取すれば、骨の形成に影響がでるなどの悪影響が出るので歯科医など専門家の指導の元での、利用を考えたいものですが、適切な量のフッ素を摂取することで、虫歯になりにくい歯を作ることができます。最も効果的なのは、日常の水道水にフッ素をあらかじめ溶かしておく方法でWHO(世界保健機関)も0.5〜1.0ppmの濃度のフッ素を添加することを推奨していますが、日本では、フッ素の添加はかつて京都で試験的に行われたことがある(※2)のみで行われていません。水道法という法律でも水道水のフッ素濃度は0.8ppm以下とすることが規定されています。そこで、効果的なのがフッ素を歯に直接塗る方法で、これは、歯の生え始めの頃に行うのが最も効果と言われていますから小さい頃より行うことが重要です。詳しくは当院までお問い合わせ下さい。また、フッ素塗布は、後に述べる初期虫歯にも効果的で、できはじめの虫歯の場合フッ素を取り込みやすいこともあり、再石灰化により歯を削ることなく治すことも可能です。
また、日々使用されている歯磨き粉もフッ素入りのものを選びたいものです。現在市販されている歯磨き粉の約88%はフッ素入り(※3)なのですが、モノフルオロリン酸ナトリウムフッ化ナトリウムといった成分で加えられているので、購入するときにチェックしてみるとよいでしょう。
※2:京都の山科で0.6ppmに人工的にコントロールされていたことがある。
※3:正確なデータは少ないが2004年の時点では、約88%の歯磨き粉がフッ化物配合と言われている

初期虫歯であれば削らずに治すことも可能

初期虫歯

初期虫歯というのは、歯のエナメル質の表面のみが軽く脱灰を始めている(軽く溶け始めている)状態で、表面が不透明な白く濁った感じになっているのが特徴です。この白斑が着色して褐色になっているものもあります。虫歯はすべからく削って治していた時代もあったのですが、近年、初期虫歯は適切なブラッシング法とフッ素塗布などにより再石灰化し削ることなく治すことができることがわかってきています。症状としては、しみるという感じがある場合もありますが、無症状の場合も多くあります。ただ、もちろん大きな虫歯になれば歯を削る量も増加し、歯の神経を抜くことが必要になることもあります。

 
Copyright (C) kasai dental clinic. All Rights Reserved. design by pondt
inserted by FC2 system